綺麗な線を引く方法(その3) | segasworks

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綺麗な線を引く方法(その3)

 綺麗な線を引くという事に対して、その1とその2で言い切ったので、追加するようなことはもう無いのでは?と思っていましたが、ちょっと違うムーブメントを感じ取ったので、ちょっと追記してみます。今後も何かしら気がついたらちょこちょこ増えるかもしれません。

 少し前まで、線を綺麗に引くことができない、線画に自信が無い、という方の悩みに寄り添って方法を模索していましたが、最近は綺麗な線を引くとかもうどうでも良いの?か??と感じ始めてしまいました。
 もっと線一本で表現できるよ?奥行きも一本の線の抑揚で厚みや重さや硬さや質感も表現できるよ??と、私は先人の描いた線からたくさんの情報を受け取っていますが、もしかして、そういう情報を受けないのか???というそもそものそも!に気がつきました。

 国宝の書画とか見ないと気が付かないような、アナログの道具でしか描けない、細い線の息継ぎすら感じ取れるような線の表現を、間近に見る経験がない。そういった作品をインターネット上で見て知った気になってしまうと拡大縮小が出来る世界の表現と一緒くたになってしまうのかもしれない…ちょっと怖いと感じてます。
 別にいいよ!デジタルで細い線を引ければいいんだから!と言われるんだろうと思いますが、何が怖いかと言うと、見る目が育たない世界は先細るだろうな…と、ちょっと怖い気持ちです。

 どうでもいいと言われることかもしれないけど、私は東京に住んでおり、東京国立博物館の本館(平成館が建つ前の昔は本館で企画展もやってましたよね)に物心つく前から連れて行かれる環境で育ってしまったので、気がつくと比べる相手は国宝で、国宝が友達のような気持ちです。
 私がそういう状態なので、綺麗な線を引きたいという願望はそういった最高のところに向かっているんだろうと思っていましたが…そこを目指さないってどうなんだべ?と思ったりしたりします。
目指すのは最高を目指してもいいと思うのです。出来るかどうかは別の問題だ。

 トーハクと呼ばれている東京国立博物館は学生割引があるので、学生の頃はそれを使って割引で本館や東洋館などを見学してましたが、大人になってからは年パスを買ってます。数回行けば元が取れてしまう。大変便利なパスです。大変おすすめです。もし地方にお住まいでも東京に年に何回かくる用事があるようなら、パスをお持ちになると隙間時間に国宝が見られるので、それも良いと思います。(私は地方都市の博物館の年パスをたまに手にしております。便利)
 トッパクと呼ばれている京都国立博物館も大好きなので、京都に行く時は動物園と博物館に寄れるようにしてます。トラのキャラクターも可愛いです。おすすめです。
 地方都市にも国宝を展示しているところはありますので、調べて自分の住んでいるところの近くの国宝をチェックするのも良いと思います。日本画や宗教、茶の湯関係のものが多いかなと思います。
 私は工芸出身ですから、立体物、茶道具などが見たいのでトーハクに通ったりします。自在置物など子供の頃大好きで、それだけ見て数時間過ごしたりしてました。そういう子供でした。
 東京には以前は工芸館という工芸中心の作品展示をする美術館が竹橋にあったのですが、数年前に石川県の金沢に移ってしまいました。線の表現を立体の中で行う工芸の作品で現代の作品がたくさん見られると思います。
 国宝として見る作品は100年200年前というものが多いですが、今生きている人間国宝の作品が見られる展示は美術館です。そういう作品を探して見るのも豊かな経験になると思います。

 春休みは美術館博物館で花見企画なども行われることが多くなって来ました。桜のモチーフが好きな方などはこのシーズンに見学に行くと、まとめて桜の意匠の作品を見ることもできるかと。
企画展を観に行ったついでに、常設展を観て収蔵作品をチェックし、好きな博物館や美術館を見つけておくと、疲れた時にホッと癒される場所が一つ増える、良いですね。

オススメの博物館(美術館)のリンクを置いておきます。

東京国立博物館

https://www.tnm.jp

京都国立博物館

https://www.kyohaku.go.jp/jp

国立工芸館(石川県)

https://www.momat.go.jp/craft-museum

奈良国立博物館

https://www.narahaku.go.jp

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