弾丸 福井県立恐竜博物館旅 | segasworks

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弾丸 福井県立恐竜博物館旅

#おろし蕎麦#忍勝#恐竜#恐竜博物館#恐竜展示#推し活#福井県#福井蕎麦#蕎麦

旅の記録をメモで取っているのですが、今回メモ帳を忘れたので、思い出して、忘れないように文章でメモしておきます。

 夏コミが終わったらとにかく恐竜を浴びたい…人間から逃げたい…でないとおかしくなっちまう
と蕁麻疹まみれになりながら、夏のデザフェスが終わったときに航空券をポチりました。
恐竜6歳ですが(大人って忙しいのね…と痛感しつつ)まだ福井に行ったことがないので、恐竜を浴びたいならまず福井では??と考え、実行してみます。

 恐竜を浴びたい。
恐竜博という名前だったり、恐竜展という名前だったり、夏になると恐竜の展示が各地で催されますが、東京在住の私は科博の展示が好きです。科博の展示以外はちょっとよくわかんない…見世物小屋的で…という感じ、でもせっかく実物の骨が来るなら観にいくか…と、見学に行くことが多いです。2023年にzuulが展示された科博の恐竜博から数年です。恐竜切れを起こしています。
 地方の博物館に行くのがいいか!と、気がついたので、群馬や北九州、甑島、どうだ?と考えましたが、足がむづかしい…交通の便が悪すぎで難しい場所が多い(なぜなら恐竜の産地に博物館がある場合が多く、恐竜の産出地は人のいない場所だからです)ので、もういっそ福井なのでは?夏休みの恐竜博物館なんて、家族連れ盛り盛りで私の蕁麻疹が悪化するかもしれないけど、移動を考えるストレスより、数日我慢するストレスの方がマシなんじゃないの?と開き直り、コミケサークル参加して人間を浴び過ぎた直後に癒しの恐竜旅だ!と日程を18日から数日と決めたところで、子供のアトリエの先生(同僚)からLINE「22日の木曜日海外旅行に行ってしまうので、代講に入ってもらいたいのですが」を頂戴し、求められるなら優先させようという私のポリシー的に考えた結果…恐竜博物館に行くなら二泊したいけど、我慢して1泊で二回行こう!ということに決め、航空券をポチりました。(が、先週子供のアトリエの先生から「28日の木曜日の件で〜」とLINEがあり、日付を間違えて私に連絡していたことが発覚したのです。美術系あるあるです。)

旅程
1日目(8/19)
8:55羽田発(ANA)

9:55小松着
10:10小松空港発(京福バス)

11:05福井駅東口着
11:25福井発(越前鉄道)

12:19勝山着
12:30勝山駅前(ばす)

12:42恐竜博物館前
12:45恐竜博物館着
12:45~14:15恐竜博物館見学
14:30~16:30恐竜野外博物館(化石発掘ツアー)
16:30~16:40恐竜博物館見学
16:43恐竜博物館発

16:56勝山駅前着
17:19勝山発

18:19福井着
福井泊

2日目(8/20)
8:05福井

9:01勝山
9:05勝山駅前(ばす)

9:17恐竜博物館
9:20~13:30恐竜博物館見学
13:37恐竜博物館

13:58勝山駅前
14:19勝山

15:12福井
福井駅前の観光(恐竜写真撮影、土産物など)
16:50福井駅東口

17:49小松
18:40小松
19:55羽田

ざっくりした旅程は上の通りです。
何があったか細々したものを追記します。

 出発前にANAから、出発予定の19日は空港を使う機が多く混雑が予想されるので、保安検査場を20分前には通過して、出発10分前には搭乗口にいるようにしてくださいとメールがありました。
嫌な予感がしたので、当日始発じゃなくても間に合う便を取ったのに始発で空港に向かうことにしました(結果そこじゃ無いとこで遅れることに)。

1日目の行動
始発で羽田空港に向かう
7:05羽田空港第1第2ターミナル着

7:10保安検査場通過

7:20~8:00出発ロビーで朝食を食べ(スタバのコーヒーとスナック)
8:00~8:40読書しながら搭乗待ちという予定が、乗る飛行機が到着遅れだったので、大幅に読書タイムが延長され30分くらい押す

10:40頃(9:55到着予定)小松空港に到着
空港から福井駅直通高速バスは、飛行機の到着便に合わせて運行されているとのことでした。
10:50小松空港(京福バス)発

11:50福井駅東口着
到着が遅れたので電車の時間を考えて、宿泊予定のホテルに大きな荷物を預けに行くことにして、
11:50ホテルに向かい荷物を預け

12:10駅でコンビニに行き水分を購入(化石発掘ツアーがあるので水筒を持って来たのです)

12:15えちぜん鉄道勝山線の駅で「恐竜博物館交通セット券」¥1700を購入して入場

12:25福井発

13:19勝山着

13:23勝山駅前発

13:37恐竜博物館前着
13:40恐竜博物館着
13:45~14:15恐竜博物館見学
14:30~16:30恐竜野外博物館(化石発掘ツアー)
16:30~16:40恐竜博物館見学
16:43恐竜博物館発

16:56勝山駅前着
17:19勝山発

18:19福井着
福井泊

 こんな感じで予定通りに運ぶことが少ない私の旅は、以前保安検査場入り口が激混みで、1時間以上早く入り口に並んだのに、全然進まず呼び出されて横から入るという経験もちょいちょいしています。
なんでそんな日にあたっちゃったんだかわからないけど、その時は飛行機に乗り慣れていない人が全国から集結して手荷物検査大喜利でもやっているかのようでした。入場列の横から入れてもらって手荷物検査のレーンの籠に荷物を全部(私は靴も入れる人)乗せたのに、前にいる男性がラップトップを両手で抱き抱えて離さず、職員の方が「そちらもこのトレーに乗せてください」と指示をしても「これを手放すわけにはいかないんです」と繰り返し、私はその人が観念して手放すまで5分以上靴も履けずに、進みもしない意味のわからないやりとりを見せられている状態でした。なんだったんだろう。あれ。

野外恐竜博物館(化石発掘ツアー)
1日目の予定は化石発掘ツアーに参加することだったので、多少遅刻して到着してもツアーの時間に間に合ってよかったです。

14:15恐竜博物館東出口前に集合(13:30までに受付を済ませておき、その際に乗るバスのチケットを渡されます。私はラプトル号でした。)
14:30恐竜博物館出発
14:50勝山市北谷の化石発掘現場着(手取層群北谷層)
ラプトル号とティタン号の二台のバスで現場に到着、バス毎に先に化石発掘体験をする集団と、先に野外博物館を見学する集団に分かれる。
14:50~15:20 ラプトル(化石発掘)ティタン(野外博物館見学)
15:20~15:30 ラプトル(北谷層露頭を遠くから見学)ティタン(化石発掘の説明動画を見る)
15:30~16:00 ラプトル(野外博物館見学)ティタン(化石発掘)
16:00勝山市北谷の化石発掘現場発
16:20恐竜博物館着

 化石発掘の石を叩いて割る体験は石の目がわかりやすくて簡単に割れるんだなと思いました。
タガネで一所懸命に叩いて割るような石はそんなに無くて、ちょっとコンコンっと叩いたら手で割れるくらいホロホロの石でした。
植物の化石とか貝の化石が出て来ましたが、ごちゃごちゃっとした堆積物の感じで、泥のたまったところに葉っぱがくっついて重なってぐちゃぐちゃになってる、そんな景色が化石になって、たまたま私にコツコツやられているという感じでした。
景色が見えるのが楽しいですね。化石産地って、こういうことかと思いました。

1日目の食事
例によって、飯に縁のない生き物なので、朝飯を空港で食べてから博物館見学を終えて福井の駅に戻ってくるまで、食べ物に出会わなかったので、何がなんでも蕎麦を駅で食べようと決めていましたが、駅の蕎麦屋が混んでおり、ゆっくり選んで食べている場合ではなかったので、セットメニューがある蕎麦屋に入りました。

小ビールとヨシツグ(多摩動物園で手に入れたコアラのぬいぐるみ)

小ビールを飲んだら喉がキューッとなっていいのでは?と注文、暑い中一日何も口にしていなかったので、物凄い勢いでアルコールが吸収されて、一気に酔っ払いが出来上がってしまいました。

おろし蕎麦と小カツ丼セットと焼きさば寿司とヨシツグ(多摩動物園で手に入れたコアラのぬいぐるみ)

おろし蕎麦とカツ丼のセットに焼きさば寿司つけました。
蕎麦よりカツ丼より焼きさば寿司が美味しかった…ビールに合う。

2日目の行動は最初に載せた旅程表とそこまで変わらない内容ですが、細々したものを書いておきます。

2日目の食事
 朝は駅で蕎麦食べようかな?と考えていたのですが、朝食つきの宿だったので後学のために朝食会場で味噌汁と納豆と卵焼き小盛りの白米を食べました。自動でご飯が出てくる機械が初だったので、全然わからないで並んでるおじさんをイライラさせてしまいました。(宿に宿泊されている方が工事現場の関係者っぽい方が多かった)
 昼飯は前日の反省で、博物館のレストランに早めの10:30に向かってみたところもう並んでいたので、これは予約した方がいいなと思い11時ごろに予約、12時前に昼食をゲットできました。

恐竜博物館のレストランのおろし蕎麦 駅の中の商業エリアの蕎麦屋のものより美味しかった。

おろし蕎麦とソフトドリンクのセットです。
ソフトドリンクセットはよくあるドリンクバーにおいてある機械で一杯好きな飲み物をカップに入れられるという形なのを知らなかったので、無糖の飲み物が少なくて困惑しました。
メニューをタッチパネルで選んで購入するのですが、その時点でわかるようにして欲しかったです。
食後にコーヒー飲みたいなと思っておりましたが、そんなサーバーだったのでキチンとしたコーヒーを飲めないまま過ごし、カフェインジャンキーの私は、全然シャッキリできないまま恐竜博物館見学を行いました。

2日目に見たものは特別展と常設展
特別展は獣脚類の展示でしたが、スピノサウルスとタイで見つかった肉食のものと福井の獣脚類って感じでした。

特別展の会場内にぶら下がっているバナーのスピノサウルス骨格図

ぷす(増川さん)の骨格図が沢山ありました。事前に空港などで読んでいたものはぷすの薄い本のスピノの会だったのです。読んでおいてよかった。
らえらぷすさんの同人誌、気になった方はこちら
↓らえらぷすさんのBOOTH
https://getawaytrike.booth.pm

博物館内のシアターで上映される映画のポスター

あの絵本のアニメ版だと気が付かないくらい毛が生えているしゴーヤ感が強い。
そして足元にいる鎧竜のようなもの(あの位置に歯が生えているのOK?)

哺乳類みの強い 鎧竜のようなもの

外耳があるよね???
恐竜博物館的にOK???あ?哺乳類かな??(見ていないので詳しく知らないのですが、ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。)

恐竜博物館の常設展は夏休み期間のためか、来館者で混み合っており、大きい恐竜というか全身骨格の前で記念写真を撮る文化に振り回され、膝立ちでしたの方(手すりや柵の隙間)から恐竜を観察しました。
下の方には頭骨が並べて置いてあるので、その写真ばかり撮りました。

膝立ちで撮った頭の骨たち
ニジェールサウルスの頭骨復元
カマラサウルスの仲間の化石頭骨復元

今回行ってとてもよかったので、また近いうちに行きたいなと思ったので、事前に特別展と常設展のチケットを購入していたのですが、二日目の入館の際に年パスを購入しました。年パス¥3000なのですが、当日券分との差額¥2000で購入でき、親切設定だと思いました。

新設設定といえば
小松空港から福井駅に出ているバスも飛行機に合わせて出発してくれる親切設定だし、
えちぜん鉄道の交通セット券もチケット購入すると連絡するバスの出る時間がわかる時刻表一覧をくれる新設設定なので、道の駅などに寄りたい人はそれを使ってバス乗り換えしながら観光できると思います。

2日目は、コーヒーを朝から飲み損ねてしまい、頭が若干回らないまま博物館でサピエンスを沢山みていたらとても疲れてしまったので、ちょっと早めに福井駅に戻りました。
お土産ものを前日夜に買っておこうとしたら、夕方だともう羽二重餅などは売り切れているようだったので、遅くとも15時台には福井駅でお土産を買わなければと肝に銘じて、それだけやり遂げました。

ちょっと前に推しの恐竜博士が、Xで画像を上げていたコーヒー屋さんが駅前にあったはず…とコーヒージャンキーはフラフラとコーヒーを求めてPaleo Brew Cafeに向かいました。
フクイティタンやラプトルがいるサイドの出口側にあります。並びにサイゼリア があるので探しやすいと思います。

入り口にはこんな感じで看板が出ています。が、入って大丈夫感が全く見えない店内の暗さ…
一回ドアを開けたら、中で椅子を組み立てている真っ最中だったのもあり、「今忙しい??コーヒー飲めない?」と片言で質問してしまいましたが、(お客さんが少なかったから椅子を組み立てていたらしい)入って大丈夫とのことで、無事にコーヒーにありつけました。

メニューは
プテラノドンブレンド(軽め)
トリケラトプスブレンド(中くらい)
ティラノサウルスブレンド(重め)

ラテ、などありましたが、ホットコーヒーが飲みたかったので、トリケラトプスを注文(この中だったらトリケラが好き)

旅ももう少しで終わりだよというタイミングで覚醒してくるコーヒーの力よ…と思いながらゆっくりコーヒーを飲みました。

持ち帰り用のカップ 空港へ向かうバス車内でいただきました。

店内で飲むときは上の写真の樹脂製のカップでしたが、持ち帰りで注文すると鳥脚類っぽいマズルがプリントされた紙コップでした。上に蓋がシールされていなければ飲むときに恐竜のマズルを手に入れることができそうです。

帰りの小松空港発の飛行機も出発が遅れました。
空港に向かうバスもやや遅れて到着したので、空港に向かうバスは時間ちょうどのものではなく、一本早いものを選んでも良いかもしれません。
小松空港の向かい側には飛行機の博物館があり、自衛隊のグッズなどが購入できます。(空港や飛行機が好きなもので以前フラッと見学に行ったことがあります。人が少なくてとてもよかった印象です。)時間を潰すのに博物館見学しても良いし、小松空港の中の石川県のお土産などを購入したり、食事をしたりも良かったなと思いました。次回飛行機で帰る時はそうしたいと思います。

旅のメモはこんな感じ。
いつも絵と吹き出しで描いているものを文字にするとこんなに長くなるのか…と、愕然としました。
画像情報の方が情報量が多いんだなと改めて感じました。
また近いうちにリベンジ福井旅に行こうと思っています。今回はスケッチもできなかったし、写真も満足に撮れなかったので。

帰ってからお土産に買った「羽二重くるみ」がとても好みの菓子だったのでここに載っけておきます。

福井県といえば、羽二重餅、水羊羹、日本酒、コシヒカリ、マスのお寿司!という考えの私です。
恐竜と蟹は福井じゃなくてもいいと思ってる。
羽二重餅は、以前いろいろな方のオススメの羽二重餅を試しているのですが、餅が大きいと顎関節症を持ってるために、食べることが困難、あとはもちもちねっとりしているものほどとても甘い(甘いものが苦手)という羽二重餅の特性を考えて、今回は誰からもお勧めされていない、ちょっと変化球の羽二重餅を探してみようと、お土産コーナーをウロウロしたら、1日目に夕方お店をみた時は売り切れていたので、何が売ってるのかわからなかったコーナーに、こんな羽二重餅が売ってました。

パッケージのイラストでわかるかと思いますが、シュー生地に餅が挟まっているのです。餅が歯にくっついて顎が真っ直ぐ動かなくなり、顎が開かなくなるという餅アクシデントが少なそうな羽二重餅です。しかもシュー生地と和ぐるみ(洋ぐるみは食べられない)なら、そこまで激しく甘くないはず。
コーヒーにも合うなら、私向きじゃないですか!?と買って帰りました。

思った通り、優しい餅の甘さと、シュー生地のバターの塩味と、甘いんだけどこれなら食べられる!という絶妙なライン。良いものに出会いました。
日持ちが5日ほどだったので、職場に土産というのがなかなかやりづらいお菓子ですが、次行った時も買って帰ろうと思います。

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